竹山前市長の追及をやっていた野村ともあき候補

記事
     

竹山前市長を守ったとひたすら主張する維新候補

大阪維新の会及び、永藤候補は、ひたすら政策論争より「竹山前市長の金銭問題がー!」を言い続けているように見えます。

そこで野村ともあき候補について「不信新決議に反対した」「竹山を守った」と言い続けています。
そもそもこれ自体事実ではなく議事録を見れば真逆の実態が見えてきます。

維新の不信任決議案はパフォーマンスである

大阪維新の会は堺市議会において竹山市長の不信任決議案を提出しました。そしてそれは他会派により否決されました。

しかしこれはあたりまえです。
この時点では事件の発覚初期で、竹山市長は収支の訂正報告をする、できるといい、説明すると言ってる場面です。
その説明機会も与えず不信任決議案を出されても、まともな政党なら否決するしかありません。
公選の首長を深く調べもせず不信任決議案いきなりというのはありえません。

これは統一地方選挙を前にした時期に、
「否決」させ、「不信任決議案を否決した!」とレッテル張るための、
きわめて政治的なパフォーマンスと言えると思います。


事実でない上、野村氏に金銭問題があるわけでなし、新人同士なのですから政策論争をするほうが建設的だと思うのですが…



後述しますが、議事録見れば明らかなように、野村氏はかばってなどいず、厳しく追及しているのもあり、実態とはかけ離れたレッテルというべきでしょう。

小林よしか&黒瀬大市議の政務活動費不正と比較

大阪維新の会・堺市議団の小林よしか&黒瀬大議員は、印刷実態が疑わしい架空チラシによる政務活動費不正受給問題が発覚。
議員辞職勧告決議になるまで大きな社会問題となった。

この件が発覚したのは平成26年11月7日にまでさかのぼる。最終報告書が29年5月15日、取りまとめられた。
両議員について、「議員としての資質を問わざるを得ない」とする報告書となっている。
そして議員辞職について、委員長を除く12人の委員のうち、大阪維新の会の3人の委員を除く9人が「議員を辞するのが相当」との考えを示しました。

これだけの期間延々何度も聞きとりをして深く調べたのです。
もちろんここまで長引いたのには両人のみならず、維新会派の消極性がありますが、なんにせよ、「説明できる、証拠を出す」と言ってる以上、それは聞き取り追及するしかなくその段階で議員辞職勧告では普通の政党は乗れません。

続々発覚する維新の会の不記載事案等

政治資金の未記載と収支訂正自体は非常に多く起こってきており、維新の会でもこの追及をしている最中に続々と不記載事案が発覚しました。
当の追及していた堺市議団にもこのような同様の不記載が報道されます。

「不記載は故意でなくとも犯罪」と言っていた吉村洋文氏にも不記載が発覚。
弁護士資格も持つ吉村洋文氏は当初このように威勢のいいことを言っていました

吉村洋文:

収支報告書は「虚偽」記載だけでなく、「不記載」の場合も犯罪。不記載が故意(わざと)の場合だけでなく、重過失(わざとでないが重大な注意ミス)の場合も犯罪。5年以下の禁錮、100万円以下の罰金。公民権停止。

吉村大阪市長側が政治資金誤記載 維新の党からの寄付、300万円
https://this.kiji.is/478538974047962209?c=39546741839462401

松井一郎大阪府知事と共に入れ替えダブル選に挑むことを表明した吉村洋文大阪市長が代表を務めていた「維新の党衆議院大阪府第4選挙区支部」が、2015年3月に維新の党から受けた寄付金300万円について、285万円を吉村氏個人からの寄付と誤記載したほか、残る15万円分の収入と支出を政治資金収支報告書に記載していなかったことが13日分かった。
 政治資金規正法に抵触する恐れがある。当時の会計責任者は「事務員が勘違いしていた」と説明。吉村市長は13日夜、自身のツイッターで誤記載と記載漏れを認め「報告書を訂正する」と投稿した。維新の党と同支部はいずれも既に解散してい

吉村前大阪市長に新疑惑 今度は“出所不明”の借入金100万円
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/25055

日刊ゲンダイは、3月15日付で「消えた寄付金300万円」と、吉村氏の政党支部の政治資金不記載問題を報じたが、また不可解なカネの流れが分かった。

吉村氏が衆院議員時代に代表を務めた「維新の党衆議院大阪府第4選挙区支部」。吉村事務所は16年1月、大阪府の選挙管理委員会に15年分の政治資金収支報告書を提出。ところが、8カ月後の9月15日付で報告書を「訂正」。内容は、15年1月1日付で吉村氏本人から100万円の借入金を受け、同12月25日に返済したというものだ。
この訂正について、吉村事務所は「(借入金と返済の記載を)失念していた。失念していたことに気づいた時点で訂正した」と説明しているのだが、収支の詳細を示す文書や資料について「吉村氏本人からのものなので、借用書などは作成していない」という
総務省によると、政治団体が返済金を支出する場合、「支出先からの領収書徴収義務がある」(政治資金課)といい、政治資金規正法も会計帳簿を備えるよう義務付けている。ところが、吉村事務所は訂正に関わる会計帳簿の記載を「していなかった」と回答。100万円の貸し借りについて何ら客観的な証拠が残っていないのだ。
 不自然なのはそれだけじゃない。吉村氏が市長だった時代の「資産等報告書」を見ると、15年12月19日時点の吉村氏の「貸付金」は「なし」と記載されているのだ。つまり、「100万円を返済」したと訂正した収支報告書とツジツマが全く合わないのである。


あれだけ威勢のいいことを言っておいて、自身も政治資金の不記載。
客観証拠は残っていないというのですからあきれ果てます。

永藤英機氏についても上記を告発したオンブズマンの上脇博之・神戸学院大教授が政治資金の不記載を指摘している。

さらには政治資金の不記載のみならず、政務活動費への疑念も指摘があがっている。

政治資金問題から見える「維新の正体」その52(堺市長選挙での永藤英機候補の公約の本音)
http://blog.livedoor.jp/nihonkokukenpou/archives/51916642.html

このあたりの説明責任をまず果たすべきです。

竹山前市長を厳しく追及していた野村ともあき氏

野村ともあき氏が「竹山前市長を追及していない」というのは全く事実ではありません。
堺市議会の内容を見ていればそれが嘘であることは明らかです。
野村堺市議は竹山前市長の議会の場で厳しく追及してきています。


議事録を見ればそれは明らかです。
少し長くなりますが、このデマを正すためには必要な話であるため、堺市議会より引用いたします。

◆野村友昭 議員  自由民主党の野村友昭でございます。竹山修身市長の政治団体における会計処理に関する諸問題について御質問をさせていただきます。
 まず初めに、今回問題となっておりますのは、竹山修身という政治家個人の団体の資金にあって、市長という公職としての竹山修身本人の管理責任能力や倫理観が問われることはあっても、行政と直接的にかかわる問題点は、現在のところ存在しておりません。(発言する者あり)
本来的には議会と議員がここまで時間と労力をかけて対応するということは、平成31年度予算を初め、ほかの議案審議への影響を鑑みても大変遺憾なことであると感じております。この点については市長に猛省を求めるとともに、堺市政に大変な混乱をもたらしているということについては、何より市民の皆様方に対して深くおわびしていただきたいと思います。
 あわせて申し述べますが、本日の質疑を聞いていても、市長はほとんど我々の疑問に答えられておりませんし、質問のために事前に議会に提出された資料は、多数の不備が散見された上に、昨日の質問通告時間を過ぎてから修正版が一方的に再提出されるなど、通常の議案審議であれば、到底認められない事態が生じております。本来であれば、この議員総会も開かれないケースであるというふうに私は考えております。このことは甚だしい議会軽視であることを私は議員として強く非難しておきます。
 細かい数字の不備や疑問点については、本日これまでの質問の中でさまざまに示されてきたところであります。不備や疑問点は挙げれば切りがないほど存在しており、細かな個別の項目については、この後西村議員より質問させていただきますが、私からはこの全般的な市長の政治姿勢や今後の対応について御質問をさせていただきたいと思います。
 それでは質問させていただきますが、市長は本日もさまざまに指摘をされましたこれらの状況に対して、改善を行い、今後、我々や市民が納得し得る疎明資料や説明を明らかにすることは、御自身で可能であるとお考えでしょうか。


◎竹山修身 市長  第一に、市民の皆さんの市政、そして私への信頼を損ねたこと、さらに今回の問題で市議会での重大な予算審議に影響を及ぼしたことを深くおわび申し上げます。
 先日まで総力を挙げて点検・精査作業を行い、8日に報告することができましたが、しかし訂正済みの収支報告書に誤記載が多数あったことで、昨日、再提出をさせていただいたところです。このことについても改めておわび申し上げます。そして、この責任はやはり後援会を管理監督する私の責任だというふうに思っております。その責任をしっかりと私は今後皆さん方に提案するつもりでございますので、よろしくお願いいたします。


◆野村友昭 議員  本来であれば、それは本日行われるはずでございましたので、そこは市長、今後、しっかりと対応していただきたいというふうに思います。
 それでは、今後の対応について具体的にお尋ねをいたします。
 これまでの議会でのやりとりの中で、市長は(傍聴席で発言する者あり)


○芝田一 副議長  傍聴人に申し上げます。静粛に願います。


◆野村友昭 議員  家内的な組織で処理してきたことに限界があったと弁明をしておりますが、改めてこの問題がそもそも発生した原因というのはどこにあったとお考えでしょうか。


◎竹山修身 市長  まさしく9年前に私は選挙に出て当選したというところから始まると思います。私は草の根で当選させていただいて、市長にならせていただきました。そのときは友人、知人、家族で応援してもらったところでございます。その中で、会計処理体制も家族主義、そして友人主義になっていたというふうに思います。これがまさしく大きな誤りを生んで、1年、2年、3年のうちはいいんですけれど、大きな選挙をする上において、この問題がやはり現在となっては大きな桎梏となって障害となったというふうに思ってます。
 私は今回の事件をしっかりと受けとめて、この私の後援会体制の刷新を図ってまいります。責任者を交代していただくとともに、会計責任者、そして事務担当者も家族主義からの脱却をしっかりやっていって、公平・公正なそうした専門知識を持つ方に当たっていただくということで、現在、進めていっているところでございます。ぜひとも今後、私どもはそういう後援会体制の刷新を図って、しっかりとこれからも堺のために頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします。


◆野村友昭 議員  先般の議会緊急質問、また、その他のマスコミの取材等に対して、市長は今後精査するという答弁を繰り返してきましたが、実際にこの1カ月余りどのような体制で精査を行われたのかお答え願います。


◎竹山修身 市長  私はこの収支報告書の問題につきましては、前回、私の選挙を担っていただいた皆さん方に再結集をお願いして、そして基盤からつくっていくということで、証拠書類等々について全て収集して、そして整理していくというところからやらせていただきました。そういう意味で、今回、皆さん方に本当に御迷惑かけた不備な提出資料を出しましたけれど、さらにさらに精査しながら3月末をめどに提出できるように、しっかりとやっていきたいというふうに思っております。


◆野村友昭 議員  本日、市長の答弁の中にもたびたび出ておりますが、この税理士による調査報告書でございますが、その中に、各団体が負担すべき取引の支出が区分されて処理されていない。具体的には、後援会においてほかの団体の経費のほとんど支払われ、団体間の精算はなされていないというのが現状であるというふうに指摘をされております。いわゆる巨額の丼勘定を行っていたということでありますが、このような現在の確認団体はもうなくなってありませんけども、後援会と資金管理団体の組織運営体制について、現時点で改善案はお持ちでしょうか。


◎竹山修身 市長  後援会の責任者、会長をかわっていただこうというふうに思っております。責任の持てる第三者に会長をしていただくというふうに考えております。非常に私の先輩でございますので残念ですけど、そういう形でやりたいと思っております。会計責任者についても2団体ともしっかりと責任を持てる方を会計責任者にする、担当者にするということでかえていきたいというふうに思っております。以上です。


◆野村友昭 議員  本日の議員総会、まだ途中ですが、市長は今回の疑惑について、ほとんどお答えになっておりません。今回の真相を究明するためにも、市長おっしゃるように第三者、しっかり検証していただくことが私は必要ではないかというふうに思います。
 そこで、この竹山修身氏の政治団体における会計処理に関する調査報告書、こちらを提出された税理士についてお尋ねをいたします。本調査報告書は、竹山修身代理人弁護士、小坂井久氏とお読みするのでしょうか、この方に提出されていることから、市長側から依頼を受けた方であり、これは私は完全な第三者ではないというふうに考えます。ここに示されている入出金等の金額など、数字等客観的な事実は虚偽ではないとは思いますが、御本人、税理士御本人の予断に基づく結論は、これは額面どおり受け取るべきか、私は判断を迷っております。改めて言明していただきたいと思いますが、先ほどから何度も質問ありましたが、これまでの会計処理について、恣意性、悪意性、故意はなかったと繰り返し述べられておりますけども、それを表明する具体的な方法について、きょう内容はもうお答えできないと先ほどから何度も答弁されてますけども、今後お示しいただくことは、これ可能なんでしょうか。


◎竹山修身 市長  御指摘のように、完全な第三者性があるかといえば、そうではないというふうに思います。私どもが依頼しました。ただ、税理士としての職業倫理は誰に依頼されたかといって変わるものではないというふうに思っております。そういう意味で、私は今後、ここでも指摘されていることも踏まえまして、しっかりと説明責任を果たせるようにしていきたいというふうに思っております。


◆野村友昭 議員  先ほどももう一つありましたけども、ほかの会派からも指摘のありました恣意性、悪意性、故意がなかったということを証明することは、今後可能でしょうか。


◎竹山修身 市長  恣意性、悪意性、故意がなかったということをなかなか証明するのは難しいと思います。しかし、私どもがしっかりとこの正しい説明責任、真っ当な説明責任を果たすことが、それは恣意性、故意性がないということになるんじゃないかというふうに思っております。


◆野村友昭 議員  わかりました。先ほど維新の会さんからの指摘にもありましたけども、市長がどう答えるか。また質問者である我々がどう感じるかというのは、本当の真実とは余り関係がないことかもしれません。既に市民から告発がなされておりますように、今後は捜査機関と司法の判断というものも求められることになるでしょう。議会でのやりとりは、捜査や判断の材料にはなるかもしれませんけども、真相究明には至ることは大変難しいことであるというふうに私は感じております。改めてこのことにじくじたる思いもいたしますが、我々議会にも限界があることを認めざるを得ません。ですから、市長におかれては、ありとあらゆる機会と方法をもって潔白を証明する努力が求められると思います。また、市民からの信頼回復には、全力で努めていただかなければなりません。
 お尋ねいたします。市長は、さきの質問で、出処進退を問われ、まだまだやり残したことがあるというふうに御答弁されたと思いますが、それでは、今後どのような方法で信頼回復に努めていくのか、その御所信をお示しください。


◎竹山修身 市長  今回の議会の中で、予算でお示ししました安全・安心、そして3つの挑戦、歴史文化、そういったものに邁進することが、私は市民の皆さんの信頼を取り戻すことであるというふうに思っております。もちろんこの問題についてもしっかりとお示しすることも大事であるというふうに認識しております。


◆野村友昭 議員  責任のとり方について、私からこうしたほうがいいという提案はできませんが、今回の総会で真相は究明されるどころか、逆に不明な点や不備な点が見つかってしまうという状況に陥っております。先ほどの御答弁にもありましたが、市長におかれては、我々にはもう残された任期もわずかでございますので、今回生じた新たな疑義についてしっかりと説明責任を果たす方法を早期にお示しいただくようにお願いを申し上げて、私の質問とさせていただきます。
議事録の他の議員の追及も含め、一度みなさんご自身の目で見てみてください。
他会派が竹山前市長を守った、追及していないなんて事実は無く、みなさん厳しく追及解明すべく鋭い追及をしています。


31年3月12日 議員総会

http://www12.gijiroku.com/sakai/CGI/voiweb.exe?ACT=200&KENSAKU=1&SORT=0&KTYP=0,1,2,3&KGTP=3&FYY=2019&TYY=2019&TITL=%8Bc%88%F5%91%8D%89%EF&TITL_SUBT=%95%BD%90%AC%82R%82P%94N%81@%82R%8C%8E%82P%82Q%93%FA%8Bc%88%F5%91%8D%89%EF%81%7C03%8C%8E12%93%FA-01%8D%86&KGNO=1683&FINO=3999&HUID=345671&UNID=K_H31031249011

追及、究明の前に、パフォーマンスで辞職勧告決議を出す維新がおかしいのです。
市長が説明できるとしてる状態でこんなもの出されても否決するしかないのです。
それを案の定「辞職勧告決議を反対した他会派!」と選挙の具に利用しているのが現状です。


維新は、小林由佳&黒瀬大の両議員(維新)による架空チラシによる政務活動費の詐欺疑惑事件では、「刑事告訴の結果が出るまで辞職勧告決議はすべきではない」と反対し、議員辞職勧告を否定し続けたのですが、このダブルスタンダードはおかしな話です。

この事件の際も、数年にもわたる議会での真相究明がなされたのち、ようやく議員辞職勧告決議です。
「これから説明する」としている段階で議会での真相究明を深めないままに、即辞職勧告決議案を提出してくる今回の維新の行動はパフォーマンスでしかないのです。

竹山市長の事案は「税金」の使途問題ではありません

小林由佳、黒瀬大の両市議による印刷実態の無い架空チラシによる政務活動費の詐欺事件では百条委員会まで開き追及したのに、竹山市長を守るのか!という指摘もありますがこの両事件は同一視できるものではありません。

小林堺市議らの事件は政務活動費の詐欺、すなわち我々堺市民の市税の搾取です。
一方で竹山市長の政治資金不記載は、竹山後援会の中の話で、竹山氏と支援した後援者寄付金の話です。税金の話ではありません。

この違いをわざと混同させ、ミスリードを維新は図っているようです。

吉村洋文氏は、「みなさんの税金、何に使われたか分からない!」と事実誤認させる内容を演説しています。
これは全くのデマであり、竹山前市長の政治資金不記載問題は、あくまで税金でなく、竹山後援会の中の寄付金の管理の話です。

税金の使途不明なのは、吉村洋文氏、あなたではないか。

議会は税の議論をする場

市議会が税金の使途を議論する場として考えると、議会は警察ではないのですから、竹山事務所の不祥事事件を究明解決することは本来の役割ではありません。
それは警察、捜査機関の仕事です。

ただし、市長の不祥事ですから、「市長としての適性があるか?」、「この人物に税金から報酬を出し市長を務めさせるべきか?」という市長適性を問うという意味で追求は意味のあるものです。

例えるなら、竹山市長が外でなにか刑事事件など不祥事を起こしたというような事案が近いわけです。
それについて「どういうことなのか?」と市長に弁明を求め、結果いかんでは不信任決議案という流れになるのは当然です。

市長が外で交通事故を起こし、その対応をめぐって議会で市長資質が問われるとか、そういう構図と同じものです。
交通事故の解決を図ることが目的ではないのです。そこは捜査機関の役目で、議会も開くのはコストかかる中。市税でやることではありません。

あくまで市長適性を問われて議会で追求がなされてるという位置づけでしょう。
市税がその市長の任用には使われてるわけですから。


そして刑事告訴もすでにされ、捜査機関案件になり
市長も追及に耐え切れず辞任。

おそらく議会で追求しても何も明らかにならないのではないでしょうか?
森友問題での籠池氏の証人喚問を記憶しているかたも多いと思いますが「捜査中なので」と何も明らかにならない可能性が高いのです。

既に捜査機関に付されてる中、市税の話でない今件、今後議会でやることなのかは疑問です。
政治的パフォーマンスにしかならないと思いますし、はたしてそこへ市税を使うべきでしょうか?


また、追及するとすれば市議会であり、市長の決める話ではまた無いことも付け加えておきます。今後の対応は新市長でなく議会マターであります。

政治と金の問題の解決に向けて

以上で述べてきたように、維新陣営が言うように野村候補が竹山前市長を守ったなんて事実はありませんし、むしろ厳しく追及してきました。

さらには竹山氏の件だけでなく、維新の小林由佳&黒瀬大・両市議による巨額の政務活動費詐欺事件なども含め、抜本的なチェック体制の確立を野村候補は今回主張しています

チーム堺 野村ともあき 公約
https://teamsakai.com/#policy


市長や議員の政治資金の透明化、監査制度の創設
市長と地方議員の政治資金収支報告書の領収書の公開義務は、5万円から。これを国会議員と同じ「1万円から」、かつ「1円の領収書も保管」とし、税理士等による監査を義務化するよう、国に働きかけ、自らには自主的に適用します。


企業団体献金、市長の政治資金パーティーはしない
企業団体献金は当然ながら一切受け取らず、「実質的な企業団体献金」とも呼ばれる政治資金パーティーも行いません。予算執行権のある首長として、そもそも疑念を持たれる可能性のある、お金の出入そのものをなくします。

これは政治資金パーティーやパーティー券を介した構造を事実上継続を認めた永藤氏に比べずっと先を行く厳しい内容です。
この永藤氏の欺瞞は詳しく実態がこちらで検証されていますのでぜひ目を通していただきたい。

記事
ファクトチェック堺
タイトルとURLをコピーしました